2 0 0 6 年 の 映 画 館 。
『ナルニア国物語』
38点 2006-03-04

4人の子供たちが魔女からナルニア国を守る物語。
逆R指定の超子供向け映画。
都合の良すぎるストーリー展開に、いまいち萌えないビジュアルの4兄妹が
Disneyの生温い世界で活躍する駄作。
「ロードオブザリングに並ぶ傑作」という批評に騙されないでいただきたい。




『エミリー ローズ』
37点 2006-03-11

裁判モノなのか、ホラーなのか
「美味しいトコ取り」のはずが「ダメの寄せ集め」になってしまった駄作。
「恐怖のイナバウアーだ!」とかいうマスコミのアホ報道のせいで
ホラー映画だと誤解した人も多かったが、どちらかというと現実のみを押しつけ、
「あと(ホラーの部分)は個人の判断にまかせてみました」という
中途半端な仕上がり。




『Vフォー・ヴェンデッタ』
78点 2006-04-30

独裁国家と化した近未来の英国に“V”と名乗る仮面の男が
自由と正義を取り戻すために立ち上がる。
アクションあり、考えさせられるシーンあり、
そしてサントラが実によく考えられていて総合的にオシャレにまとまった作品。
となりの男のワキガが気になって集中できなかったが、それでも充分楽しめた。
しかしナタリー・ポートマンはスキンヘッドになる役ばかり。
もっと楽しみたい人は11月5日のガイ・フォークス・デイについて予習をオススメします。





『MI:3』
95点 2006-07-15

最初
から最後までノンストップの面白さ。
中途半端な映画の続くなか、これだけはぜひとも観ておきたい1作。
ストーリは前作とさほど変わらないが(!)大きな違いはイーサン(トム・クルーズ)が

結婚することで守るべきものができたというところ。恋愛モノとしての見所もたっぷり。
監督の何かしらの意図というか趣味というか中国のシーンにある
トム・クルーズと扇風機の組み合わせがどういうわけかグッときます。




『ゲド戦記』
10点 2006-08-13

今年観た映画の中で最低の映画。
前評判のみで、観るとがっかりすると同時に、広告の力ってすごいなと思わされる。
全体を通してうんざりするほど命の大切さや自然との共存を
垂れ流し状態に訴えてくるので、重みに欠けストーリーも楽しめない。
これは観てはいけない映画だ。テーマ曲「テルーの唄」に10点。
ちなみにゲドはちっとも戦いません。



『パイレーツ・オブ・カリビアン2 -デッドマンズチェスト-』
97点 2006-08-16

今年観た映画の中で最高の映画。
世界中を虜にしたジャック・スパロウ船長(ジョニーデップ)というだけで無条件に70点。
今回ぐっと深まった恋愛模様がかなりの見せ場であり、
女目線からのスパロウの色気にもかなりくらくら。
テンポの良いストーリー展開に見せ場満載のアクション、音楽も申し分なし。
前回に引き続き、席を立つのはエンドロールの後に。




『16ブロック』
75点 2006-10-20

リチャード・ドナー監督、ブルース・ウィリス主演の刑事アクション。
ニューヨーク市警のさえない中年刑事が、わずか16ブロック先にある裁判所まで
囚人の護送を命じられるがそこには予期せぬ陰謀が…というストーリー。
髭面でデコのハゲあがった刑事の姿にはじめはそれがブルースとは気づかない豹変ぶり。
先の読めるストーリー展開だが、安心して観れ(ていいのか?)、後味も悪くない。





『ユア・マイ・サンシャイン』
78点 2006-10-25

韓国であった実話を映画化。「私の頭の中の消しゴム」を抜き、
300万人が涙した韓国No1の恋愛映画。
恋愛モノなのに地についた、作品全体から醸し出される泥臭ささがかえって新鮮で
「こんな男もいいかも」と思えてくるところがマジック。
涙でちゃいます。きゅんきゅんしちゃいます。ココロのやさぐれている方は、ぜひ。




『ワールド トレード センター』
62点 2006-11-04

見所のすべてが予告やCMでで紹介され尽くしていて
それ以下でもそれ以上もない。むしろ長い分苦痛。
2時間の半分が埋まった2人の顔だけで構成され、次第に飽きてくる。
劇的なシーンや様々な生死の人生ドラマで泣きたい人、

ビルの倒壊シーンでハラハラしたい人には物足りない感じかも。閉所恐怖症の方は観ないように。




『007 カジノ・ロワイヤル』
76点 2006-12-09

新生ボンドを起用したシリーズ通算21作目の最新作。
6代目ボンドであるダニエル・クレイグには賛否両論あったが

鑑賞した結果、やはりなんだかこの人、ジェームズ・ボンドじゃない。
演技も上手いし、クールでマッチョでセクシーなのだが、
どっちかといえばターミネーターに近いような感すらある。
ストーリーはタイトル通り、カジノでの勝負がお洒落で見所。
ところが私のようにポーカのルールがわからない人間が見ても駆け引きの緊張感が

さっぱり伝わらないため、加点にはなりづらい。美しいアクションや拷問シーン(!)には
生ツバものだが途中、若干の間延び感じがあるのも残念。




『硫黄島からの手紙』
86点 2006-12-28
クリント・イーストウッド監督による日本側の視点から描いた戦争映画。
『ラスト サムライ』以降、ハリウッドは日本人俳優と言えばバカの一つ覚えのように渡辺謙である。
確かに二宮和也、伊原剛志とともに演技は秀逸でバロン西=伊原剛志は特にハマリ役。
欲をいえば、もうすこし手紙をからめた「泣かせドコロ」があってもよかったのと
二宮和也がどうしても子持ちのパパに見えないところがツライ。
戦争映画が苦手な人でも比較的観やすい1作といえる。